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2009 年6 月26 日

謎の牛 の謎が解ける

朝いつも通る道路脇の、中古車が置いてある空き地に数年前から、大きな牛のオブジェが並べてある。
白いFRPの成型品にお経かなんかがペイントしてあり、お札をぶら下げ、笠をかぶっている。お遍路さんのコスプレらしい。
いつのまにかしばらくいなくなったり、位置が変わったり、増えたりする。今は3頭いる。
これはいったい何なのか、ずっと謎だったのだが、
このあいだ「グローブ」という地球儀の本を見ていたら、地球儀をいろいろにペイントしてならべたアートが紹介されていて、カウパレードのように、と書いてある。ピンときて検索してみるとカウパレードはスイス生まれのアートイベントで世界中で開催されている有名なアートイベントだそうだ。日本でも3回開催されている。全然知らなかった。
去年東京で開催されていたらしい。牛たちがいなくなっていた時期と一致する。
ブログの画像の中に同一個体と思われる牛も発見した。
謎は解けた。ちょっとすっきりした。
カウパレード

投稿者:ヒゲキタ
at 23 :40 | 日記 | コメント(0 )

訂正とお詫び

 このあいだの日記で、テレビ東京の番組で、でんじろう先生が「ドームで立体影絵」という実験をやっていて、ヒゲキタのドーム立体映像を真似したのではないかと書きました。
 しかしあの番組のエアードームは巨大なもので、体育館を遮光して暗くするために使われていて、立体影絵はドームに投映されているのではなく、普通の平面スクリーンに投映されているのでヒゲキタのものとは違うものでした。
 実際の番組映像を見ておらず、人づてと、見た人の感想ブログだけで、似ている、真似したと思ってしまいました。訂正し、お詫びします。
 テレビ東京さん、でんじろう先生、ごめんなさい。

投稿者:ヒゲキタ
at 07 :06 | 日記 | コメント(0 )

2009 年6 月23 日

グリーンシェイドを作る

ウッドデッキ、フローリングと来て、次は南側の窓にグリーンシェイド植物の日除けを作った。屋根瓦にところどころ雪留め用?の突起が付いていたので、そこに麻ひもを結んだ。
瓦1枚おきでは少し粗いので、園芸支柱を結んでひもの数を3倍に増やした。
奥さんは朝顔やふうせんかずらの種をまいた。まだ葉は小さい。葉が茂って日陰を作るころには夏が終わっているのではないか。ゴーヤとかキュウリは却下された。日除けのひも



投稿者:ヒゲキタ
at 16 :19 | 日記 | コメント(0 )

2009 年6 月16 日

大型赤青影絵3D装置

ドーム投映の3D装置の光源を強力にして、教室など広い普通の部屋でできないかと製作してみました。

もともとの私が参考にしたアメリカの博物館の図では2台のスライドプロジェクターのレンズの前にフィルターを付けてありました。しかしスライドプロジェクターで光を投映したのではピントがあわずにぼけた影になるはず、と思い点光源の電球を並べることを始めたわけです。

最初は豆電球。これは暗かったけどちゃんと立体に見えたので感動しました。
次からは現在までずっとドーム投映では7.5Vの強力ライト用の電球(ビリケン球)を使っています。
フィルターはセロハンかぶせ。棒の先に取り付けて結晶模型などをくぐらせると強烈な立体感があります。
この映像突入がやりたくて強力光源もフィルターも含めてコンパクトにしたいため、高温の光源にフィルターを近づけることになり、苦労してます。フィルターを光源から離せば色も濃くなり、熱対策もやりやすいのですが。

87年当時、発表用に車載用12V25Wのハロゲン電球を並べて耐熱ガラスを間にはさんでセロハンフィルターでやりましたが、30秒で燃えてしまいました。(おいおい)
昨年になってイベント用にと10年振りに引っぱり出してきました。
ガラスフィルターだったらいけるのでは? とおもったからです。
なつめ球の色付き電球をダイヤモンドカッターで切り、ハロゲン電球にかぶせてみました。
ところがこの色は塗料だったのです。燃えてしまいました。(またかよ)
それと25Wでは暗い気がしたのでもっと明るくするため、投光器用150Wの100Vハロゲンとセラミックソケットにしてみました。

ガラスフィルターはいけそうだったので、塗料ではない色ガラスの電球を探し、切ってかぶせ、
影をシャープにするため、電球にアルミ板のマスクをはめてフィラメントを半分隠し、絞りました。
ガラスは溶け、アルミも溶け、土台の木は炭化してしまいました。(こればっか)


アルミをブリキにし、台も鉄製にし、ガラスは少し溶けたけどそのままに、調光器を片方にいれて左右明度差を調整するという形に現在落ち着きました。光源の幅は7センチ。教室くらいの部屋ならこれでいけそうな気がします。まだ実際にはやってません。イベントはやはり7月5日なのですが、ドーム投映が中心で、大型投映をやる時間がなさそう。

ガラスフィルターをかぶせるというアイデアの方向は間違っていないようなので、耐熱の色ガラス管のようなものが素材用にないか探しているところです。適当な濃さの色ガラスの試験管のようなものがあればいいわけです。ガラス工芸の作家さんに相談したら、色ガラスは透明ガラスとは違う道具を使わないと色が混ざってしまうので、単品で注文製作すると、とんでもなく高くつくと言われました。最終手段としては注文製作も考えています。お金はないですけど。

投稿者:ヒゲキタ
at 21 :19 | 日記 | コメント(4 )

2009 年6 月15 日

網戸を作る


床張りの次に網戸を作ることになった。網戸の張り替えではない。網戸の建具を作るのだ。

夏の暑さは基本的に窓や戸を開けっ放しにすることで対処するのだが、そうすると犬が脱走したり、蚊が入ってきたりするので、網戸をたてる。
サッシについている網戸では足りないので、作ることになった。

サンルーム用、玄関用、勝手口用、風呂場用の4種類。それぞれ大きさがちがう上、レールにはまって、はずしたり、つけたりできなくてはならないのだ。テキトー工作者にはちょっと荷が重い。床材の余ったものを組んでははずし、またばらしては組んで、すきまができては継ぎ足してとかなり苦心した。玄関網戸など一度できあがってから、雪見障子の桟をはめるため作り直した。

まあいい感じで出来上がったようだ。網を張るのと色塗りは奥さんにまかせて終わり。

網張りはタッカ(ホッチキス)でばんばん留める。
この網が視界のいい黒いやつで遠目にはなにもないように見える。誰かぶつかって破ってしまうのではないかと思っていたら、犬が速攻で突進、脱走しようとしてぶつかっていた。
網戸



投稿者:ヒゲキタ
at 22 :36 | 日記 | コメント(0 )

天文キャラクターシンポジウム

天文キャラクターシンポジウム
天文キャラクターシンポジウムというのが来週明石市の全国プラネタリウム大会のプレイベントとして行われます。全国9施設から11体が集結。
実はこのイベント、ミクシィでまんてん仮面とヒゲキタが話しているとき、ブラック星博士が乱入してきて地下工作して実現したもの。ヒゲキタが発案者?
私は仕事で見にいけないのですが、うちのキロちゃんも紹介してほしいなあ。
まんてん仮面はマスク姿の怪しいキャラ。この時節、兵庫県に行ったら、別のイン○ル仮面とかパン○ミック仮面とか別のキャラに間違えられてしまうのではと心配です。

まんてん仮面



投稿者:ヒゲキタ
at 21 :49 | 日記 | コメント(0 )

2009 年6 月12 日

床板を張る

ゴールデンウィークがスペシャルでまだ続いている。
しょうがないのでかねてよりヒマになったらやると言っていた居間の床張りをすることにした。廊下は最初に張ってしまったのだが、居間に張る材料がなくなってしまったので、元の合板のフローリングのままだったのだ。合板は硬くて犬の爪とかの傷がつかないのはいいのだが、冬が冷たい。
ホームセンターで杉板の床材が1坪3500円くらいであったので買ってきた。
節の多いB級品で厚さも15ミリと薄い。断熱性能は節なし、30ミリ厚さの方がもちろん良いわけだが、結構高いのでこれでいいだろう。板をつなぐ本ざね加工もちゃんとしてあるし。
本格的にやるなら、フローリングをはがして、となるのだが、下地板にボンドで貼ってあるようなので、はがすのは大変そう。そのまま上から重ねて張っていくことにする。
本ざね加工の板は普通、隠し釘で表に釘が見えないように張っていくのだが、それも面倒なのでコーススレッド(木ねじ)で上から締めるだけ。テキトー工作の本領発揮である。
な〜に〜! 隠し釘? やっちまった! オトコは黙って 木ねじ! オトコは黙って ドリル!
板を並べて下穴をあけ、ドライバーで締める。端っこにきたら板を切り、あまった板は次の列に並べる。がんがん締める。どんどん並べる。
というわけで、2日でできあがってしまいました。
つなぎ目、ねじの頭丸見え。
クイックルワイパーの布が引っ掛かるけど、まあいいか。
床板張り



投稿者:ヒゲキタ
at 14 :20 | 日記 | コメント(0 )

2009 年6 月8 日

あちこちで3D

楽知ん研究所の宮地さんから高校の文化祭で3Dをやりたい、クラスの中心メンバーに見せて、作り方など相談したいとのことで、来週、名古屋に行くことになりました。こういう仕事はうれしいです。

宮地さんのように先生や高校生から文化祭の展示で3Dをやりたいのでという話はいままでいくつかありました。こちらも作り方などをFAXなどでアドバイスしています。勝手に真似してやってもらっても別に気にしません。自分も本で見た実験や工作をやっていたり、ジブリに断りなくトトロを作らせたりしているのですから。ブログにも作り方を書いていますし、このあいだ雑誌にも作り方を載せてもらいましたので、それを見たりして誰が作ってもいいわけです。
Make:  日本版6号
 (表紙右下隅に全天周立体映像投映装置と書いてあります)

昨日は京都の理科教材を作っている会社でプラネタリウムと3Dを投映してきました。
科学館の展示物の試作検討会の中でアドバイザーの大学教授がテレビで(私のではない)3Dの実験を見たと言う話が出たらしいのです。検討会にきている別の先生が私を知っていて、それならヒゲキタさんが前からやっているよと言ってくれ呼ばれたわけです。こういう仕事もいいですねえ。観客はおじさんばっかりですが楽しんでもらえたようです。

この会社の主力製品は人体模型らしく、解剖人体模型が飾ってある会議室で弁当を食べるという嫌げな体験(笑)をしました。工場には脊髄注射練習用腰部マネキン(おしり)が棚にずらりと並べてあったり、これも注射用か手を型取りしたものとか人体部品がそこら中に置いてあって、ホラーな工場でした。
京都科学

その、テレビでやっていた3Dの実験というのはあの米村でんじろうさんがやっていたようなのです。これは一言、テレビでやりますからという連絡はしてほしいものです。これでは、テレビを見た人はこの実験はでんじろうさんが発明したものだと思ってしまいます。
ソロモン流(テレビ東京) 5月3日放送

たしかにこの3D方式はとても簡単なものなので独自に思いついた人もいるでしょうが、でんじろうさんはそれは通らないのです。この3Dは学研科学大賞の優秀賞を受賞しているのですが、でんじろうさんはその審査委員だったからです。


追記をみる

投稿者:ヒゲキタ
at 14 :19 | 日記 | コメント(4 )

2009 年6 月2 日

メイク・トウキョウ・ミィーティング3

Make: Tokyo Meeting 03 の会場は古い小学校の体育館だ。校舎の方も使うらしい。前日の夕方まだ机などを並べているうちに設営。スタッフ向けに1回投映するかと思ったが、みんな急がしそうなのと学校が閉まってしまうのでやめて八王子の道の駅で泊まり。八王子には都内唯一の道の駅があるのだ。食堂や市場があり、イベントスペースまである。ここでプラネタリウムやらしてもらってもいいんじゃないか。

MTM03当日。開場前に体育館の展示を少し見てまわる。
10時半から内見会というか、リハーサルというか、出展者の人にみてもらう。
隣でワークショップを準備しているゲストのミッチ・アルトマンさんも来てくれた。
開場までに3回投映。3Dの操作は最初の模型の配置で決まってくることがわかった。
あとは習うより慣れよ、というか実地練習というか。
プラネタリウムは夏の大三角だけで終わり5分くらい。3Dが5分くらいで合計10分くらい。
20分ごとの投映になった。いつもより回転が速い。
3Dは模型が絡んだり、踏んづけたり、順番を間違えたりしながらも慣れてきた。
最初は入場者も少なくMake:編集長の田村さん自ら呼び込みしてくれたにもかかわらず3、4人の回もあったが、じょじょに増えてきて、次の回にまわってもらうことも。総計は300人くらい。
知り合いに案内ハガキをだしていて何人か来てくれた。
テレビディレクターの越智さん、SF大会の友田さん、池田さん、東京モバイルプラネタリウムの木村さん、天窓工房の二見さん、プラネタリウムを作りましたの編集者今村さん、学研の湯本さん、星の会村山さん夫妻、富天OB磯貝さんほか。みなさん来てくれてありがとうございます。時間がなくてあまり話のできませんでした。ごめんなさい。
しかしサークルのやつは1人も来なかったなあ。会いたかったのに。去年同期のやつが亡くなって、会える時に会っておかないと、と思って連絡したのになあ。
人気のニコニコ技術部や見たかった透明標本、手芸部の展示などがある本校舎にはとうとう行けなかった。次回は秋にまたやるようなので今度は投映を何回か休んで展示を見に行きたい。
イベントは2日目もあるのだが、先約の仕事のため金沢に帰ることになっている。6時半には会場を出たので、今日中に着けるかとおもったが、途中睡魔が襲ってきて、長野のパーキングで泊まり。
MTM03リンク集Make:



投稿者:ヒゲキタ
at 08 :53 | 日記 | コメント(1 )

環水平アーク

貧乏神神社へ行くのに信号待ちしていたら、一段高くなったそばの家の庭が見える。そこのクローバーをながめていたら、四つ葉があった。1本とってそばにまた四つ葉。ここにも、ここにも、ここにも。えっこれは五つ葉。信号が変わってもまだとり続け(ヒマなので)、30本くらいとってしまった。日当たりの悪いクローバーは四つ葉が出やすいらしい。どーするこれ。押し葉にでもするか。貧乏神とどっちが強いかなあ、などと思っていると凄いものを見てしまって四つ葉の束はうち捨ててしまった。「水平の虹」だ。

たしか昨年、東京へ行く時に初めて見た、「環水平アーク」である。しかし今度のそれははるかに明るく、鮮やかな色彩だ。上が赤、下が紫青。気象現象ではもっとも色鮮やかなものではないだろうか。まあオーロラは見たことがないのでわからないが。
凄い。ほとんど水平わずかに上に反っている光輝く虹。しかし道行く人々はまったく気がついていない。空に雲と太陽以外にそんなものがあるなんて知らないからだ。小さい女の子とおばあちゃんがすれ違ったので指差して教えてあげたら驚いていた。自然は本当に凄い。感動だ。
環水平アーク



投稿者:ヒゲキタ
at 08 :29 | 日記 | コメント(2 )

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